山形のあじまんってご存じでしょうか?
県民SHOWでも取り上げられたことがあるのですが、全国的には大判焼き、今川焼といわれるものと同じようなものです。
アンコとカスタードが定番で、月替わりの期間限定メニューがあったりします。
しかしですね、しかしですよと。
実は、山形市では、あじまんより先に昭和初期から食べられている"大福まんじゅう"なるのがあるんです。
皆さんが思う、柔らかいもちっぽい大福でも、温泉にありそうなまんじゅうでもありません。
今川焼きのような感じなのですが、それとも違うんです。今川焼より、ローカルな感じがします。
山形の人も知らない、山形市民でも意外と知らない、山形市のローカルフード”大福まんじゅう”を紹介します。
それではまず、お店の紹介です。
お店は、"澁谷食品店”さん。
澁谷食品店さんは、一見、八百屋さんという感じです。
山形の中心市街地の七日町にあります。
八百屋さんの左端の方に大福まんじゅうのスペースがあります。
のれんには、"名物大福まんぢう"。昭和初期から販売しているようです。大福まんじゅうは、10月から3月までの期間限定販売です。(期間限定販売はあじまんも一緒です)
ガラス越しに、大福まんじゅうを焼いている所を見ることができます。丁寧に手焼きされておりました。1つ110円です。(こころよく写真を撮らせて下さいました。)
↓こんな感じで包んでくれます。
さらに開けると、こんな袋に入っています。
大福まんじゅうの大きさは、七味のビンのだいたい半分くらいの大きさでしょうか。サイズは大判焼きと同じくらいですかね。
大福まんじゅうは、とっても素朴な味です。あんこは、粒あんです。思った通りのあんこです。私は皮が好きです。小麦粉の風味がとっても良いんです。
寒くなると、1度は必ず食べたくて、家族の誰かが買ってきて、皆で食べていました。
ちなみに、母親に聞いた話なのですが、母親が子どもの頃は、七日町付近に3店舗大福まんじゅう屋さんがあり、1つ10円だったそうです。七日町の想い出の味って感じですね。
山形駅近くでは、”板垣だんご屋”さんが、大福まんじゅうを売っています。だんご屋ですが、大福まんじゅうのみ売ってます。”だんごは売っていません”の張り紙をみて、私は笑いました。きっといろいろ歴史があるんでしょうね。渋谷さんも板垣さんもどちらも日曜日お休みのはずですので、ご注意ください。
山形にお越しの際は、是非食べてみて下さい!
↓板垣だんご屋さんが紹介されているブログありました↓
東北地方山形のご当地スイーツで一番好きかもしれない、板垣だんごやの大福まんじゅうが絶品でおすすめ! | 旅とカメラと日々の雑記帳。 (tamamim.com)
いつも読んで下さり、ありがとうございます。
(11月27日、今日は満月。ビーバームーンです。)