どぅも、うみだぬきです。
以前から男性不妊の治療を行っていました。
今回は、TESE手術を行った内容を書いています。
不妊についてなので、性的なことを含まれます。また、シリアスな内容をおもしろおかしく捉えている表現があります。
不快に思われる方は、見るのをやめて頂いて結構です。
少しでもなるほどって思ってもらえたり、笑ってもらえたら幸いです。
前前回のあらすじ。
閉塞性無精子症のため、TESE手術を受けることにしました。自宅でハダカデバネズミになり、準備を終えて、いざ手術台へ。そしてこれから、手術最大の難関、麻酔注射を打ちます。
前回のあらすじ
いよいよ麻酔注射を受け手術開始。なんとか痛みに耐えて、痛みはなく1時間不安に耐えながら手術終了。痛みを感じながらホテルで、薬をのんだり、冷やしたりして就寝。翌日診察で良好な様子。翌々日の仕事は果たして迷惑かけずにできるのか!?という所でした。
職場ではどうかということでしたが、ちょっとやらかしました・・・。
職場には事情を話して入浴介助や重い移乗介助は変わってもらいました。
そして、手術から5日目は夜勤でした。術後10日間くらいは、入浴、運動を控えるようにとのことでした。
しかし、夜勤ということと、毎日少しずつ良くなっている感じで調子に乗っちゃっていつものペースで排泄介助を行ったんです。
そしたら、いつもと違う感覚がしました。初めての感覚でなんともいえないんですけど、さほど具合悪いわけではないけど、もしかして、なんかヤバいかもしれないな。という感じでした。
そして、睾丸に痛みも感じました。
血流が良くなったのと、男性ホルモンが出ちゃったんでしょうか。
やっちゃいました。仕事していると集中しちゃって、つい頑張っちゃいます。気を付けないとです。しばらくしたら落ち着いたので大丈夫でしたが、その後も少し強くなった鈍痛はちょこちょこありました。
痛みは、日に日に弱くはなっていたのです。ぶつかると痛いというのもあったのですが、立ち上がった時とか、ズーンという鈍痛がくるんです。しばらくしたらおさまります。ちなみに、1週間くらいは、睾丸を圧迫し、痛みを感じてしまうため、側臥位で寝られませんでした。
そして、8日目の夜勤入りでまだ痛みはあったのですが、明けの9日目からは、ほとんど痛みがなくなりました。
昨日まで痛かったのに!?と自分でも思いました。
10日目の朝には、私のハダガデバネズミが元気になりました。今まで元気にならなかったのは、心因的なことかもしれませんが、EDの可能性も視野にあったので、本当に良かったです。
10日目頃からお風呂に入って良いっていう目安はバッチリあたってました。もちろん、個人差はあると思いますが、(良い)医者の言うことは聞くもんですね。
しかし手術から10日目のシャワー後のバンソウコウ交換の時に、少し出血?がありました。血の量もだんだん少なくなっていますので、もうちょっと様子見ます。
お金については、TESE手術は保険適用で、手術費用の自己負担額は7万円でした。状況によってはマイクロTESEになるとも言われました。そうなると、13万円くらいだったのでTESEで良かったです。
TESE手術のうるおぼえの説明を内容を私なりに説明すると、
睾丸の外の皮を切ってある程度開きます。内側の膜をちょっと切って精子を取り出します。ということだったと思います。正確には調べて下さい。
マイクロTESEはよくわかりませんでしたが、顕微鏡を使ってさらに細かく見て採るみたいです。
ちなみに、私の場合は、左の睾丸の内膜がくっついて動かなかった(癒着)そうです。動いた右側は4カ所、内膜が動かなかった左側からは、1カ所採れたとのことでした。合計5回分の精子が採れました。
手術の結果、私の不妊の原因はわからなかったと言われました。わかったところで、治療の手立てがないんでしょうけどもね。
今回は、3回に分けて初めての(TESE)手術について書きました。良い経験になりました。なんでもそうですが、当事者にならないとわからないことはたくさんありますね。女性の不妊治療の当事者の発信は多いのですが、男性不妊の当事者の情報発信が少なかったので、情報が欲しい方に届けば良いなと思います。
長くなりましたが、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。