中学生の頃、うみだぬき親父にギターを教えてもらった。
『歌謡曲&フォークソング』と表紙に書いてあり、歌詞とコードだけ書いてあるぶ厚い歌本を見ながら。
最初に教えてもらったのは、受験生ブルース。
しばらく練習をしていたら、母親が「中学生にそんな歌を教えないで。」とのことで中止。
初めてのフォークに曲調もわからず、両親に笑われながら練習をした。
かぐや姫の曲を何曲か教えてもらった。
・妹
・なごり雪
・加茂の流れに
・僕の胸でおやすみ
・22歳の別れ
長渕剛の『乾杯』や泉谷しげるの『春夏秋冬』、吉田拓郎の『人間なんてラララ』などにも出会った。
高校生の頃、カラオケに行くと「古い曲歌っているね」と笑われた。
「古いモノも、今出会った私にとっては新しいものなんだ。」といっても流行が好きな人にとっては響かなかった。
歌謡曲が若者に流行っている現代なら、良さを分かってくれる人も多いだろう。
私自身、歳を重ねて、古いものの良さをよりわかってきた気がする。
人にしても、年相応の魅力というのもあると思う。
若さに惹かれる人も多い。身体の衰えを考えると、確かに。と思う部分もある。
しヵし、年齢が80代なのに、顔が20代だったら、びっくりする人も多いのではないか。
高齢者施設で働く私は、高齢者の魅力や可愛さに気が付くことはよくある。
年相応の美しさや可愛さがあると思う。
妻とは結婚して4年だが、歳を重ねていくまだ知らない妻の横顔をみていくのが楽しみである。(5年目にどう思っているかはわからないが。)日常会話の中で『3年目の浮気』が大目にみられないことがわかった。『部屋とワイシャツと私』を教えたら、毒入りスープのくだりで「気を付けてね」と冗談っぽくいっていた妻にゾッとした。『人生いろいろ』だが、『世界で一番頑張っている君へ』感謝しつつ、もちつもたれつ、仲良くやっていければ良いなと思う今日この頃は、『オトナブルー』『ウィラーマン』『水平線』を聞いている。
今週のお題「わたしのプレイリスト」